即戦ゼミ7 短大英語頻出問題総演習 上垣暁雄著
同著者により桐原書店から出版されている即戦ゼミ3は、ベストセラーとなった有名な参考書であるが、同書のかなりのヴォリュームをもてあましている人にとって、そのダイジェスト版とも言えるべき本書は、もってこいの受験英語入門書である。
要するに、即ゼミ3中の重要問題だけを抜粋し、括弧の位置を変えたり並べ替えたりしただけの本なのであるが、作り方の安直さと反比例するがごとく、その学習効果は絶大である。 (褒めているのか、けなしているのか分かりませんね。 上垣さん、すみません^^) なぜであろう?
理由はその薄さにある。これ以上絞れないというほど内容を絞りきってあるが故に、極めて短期間で英文法、語法の全体を概観することが可能で、また何十回も反復練習することも出来る。
ちなみに本書をマスターするのに要した時間(マスターというのは1章〜4章までを2時間以内に正答率95%以上で全問音読解答できるようになること)は、実際、早慶レベルの合格者で1カ月程度である。
とにかく、英語が苦手な人に是非薦めたい一冊。
大学入試 入試英語の基礎点 上垣暁雄著

私は上垣暁雄の回し者ではない! しかし、この人の一連の著作のおかげで多くの受験生が救われているという事実は否定できない。
上垣氏の最初の著書は即ゼミ3である。その後、数多くの受験参考書を世に出す訳だが、なんと、そのほとんど全部が、最初の著書の問題を並べ替えたり括弧の位置を変えたり抜粋したりしただけの二番煎じなのである。こんな作者は空前絶後に違いない。
しかし、決して氏を誹謗しているのではない。内容的に酷似しているが故に、氏の一連の著作を学ぶ受験生は、ひとつの著書で得た事柄を他の様々な著書で別の角度から再認識し頭に定着させることが容易にできるということが言いたい。
試しに上に紹介した即ゼミ7をマスターした後、本書を解いてみて頂きたい。最初の本をやったときとは比べ物にならないほどの勢いで知識が頭に吸着されていくのが自覚されることであろう。
本書も受験参考書としては初級の部類に属するが、まずは基礎を確実にものにすることである。そうすれば、より高度なものにも自然と進めるのである。
英語頻出問題の総整理 小池直己著
同じ文法、語法の問題集でも本書は内容が項目別に配列され、解説も詳しく、より深く学習したい人向け。
即効性があり実践向きであるという点では前出二著と同じである。
これらの本の優れた点の一つは、学習者の身になって書かれているということである。問題や解答の記述を工夫することにより学習方法を提示し、学習者が勉強の仕方に迷うといったようなことがない。
やはり初級向けで、短期間に集中してやるのが効果的と思われる。
アルク合格英単語ビデオ
単語の覚え方にはいろいろあって、このようなやり方もあるという一例。
英単語ターゲットや単語王などの単語集をバリバリと2週間で800語も覚えてしまうという鬼のような受験生も確かに存在するが、記憶力には個人差があり、普通の人間は、そう簡単に丸暗記できるものではないので、やはり自分なりに工夫する他はないというのが真実のようである。
このようなビデオを使うのも視覚と聴覚に同時に訴える合理的な方法のひとつで、このビデオで、たいした苦労もなく700語余りを覚えてしまった受験生もやはり実在する。(ただし、何度も繰り返す根気はやはり必要)
英語は習うより慣れろ、である。